毎年8月6日、7日、8日の3日間、開催される仙台七夕まつりが、今年はコロナ禍のために中止になってしまいました。七夕まつりが中止になったのは戦後初のことだそうで、祭りが開催されていない中心部商店街が、どのような様子なのか見てきました。一番町から仙台駅の方へ向かって歩いて行ってみましょう。ぶらんどーむ一番町の人出は、七夕まつり開催期間中とは比較にならないほど少なくて普段と変わらないようでした。
サンモール一番町には、派手な色彩の小さめの吹き流しがアーケードの両側に飾られていました。緑と白と赤の色使いは、イタリア国旗をイメージしたもので、仙台は東京オリンピック・パラリンピックでのイタリアのホストタウンになっているので、イタリア国旗の色の吹き流しを飾ることになったんだそうです。
サンモールでは、過去の仙台七夕まつりの写真をパネルで展示するコーナーも設けられていました。
マーブルロードおおまちの西側の道路、大町通りの歩道には昔ながらの素朴な七夕飾りが並んでいました。近くの小学校の子供たちが飾り付けたものだとか。大規模な飾りが無くなった分、小さくて手作り感のある飾りが増えたように感じますね。
「仙台七夕 星に願いを!来年、笑顔でお会いしましょう」と書かれた横断幕が掲げられている、マーブルロードおおまちのアーケードを仙台駅に向かって行ってみましょう。
藤崎デパートのショーウィンドウには、小さな竹飾りの前に立つマネキンがマスクをしていて、今年を象徴するようなディスプレイになっていましたが、今年で最後になってほしいものですね。
南光院丁との交差点には、大きめの七夕飾りがありました。いつもなら手に届くほどの高さに飾られますが、随分と上の方に飾られていました。
こけし屋さんの店先に飾られていた七夕には、右側に「アマビエ」がいました。疫病を封じ込めるという妖怪アマビエは、コロナで一躍有名になりましたね。
クリスロードにも、少し小さめの七夕飾りが手の届かない高さに飾られていました。
次のページではハピナ名掛丁と仙台駅前の様子を見ていきます。