街探検・仙台七坂を巡る・その7、藤ヶ坂

SNSフォローボタン

フォローする

これまで6回に渡って藩政時代の仙台城下の代表的な坂道「仙台七坂」を巡って来ましたが、今回が7ヵ所目、最後の坂道は「藤ヶ坂」です。広瀬川沿いの花壇や評定河原から西公園方面へと上る場所にあります。

藤ヶ坂は、坂と言っても階段になっていて歩行者しか行き来出来ないようになっています。

自動車は藤ヶ坂の前の道路を東方向へぐるっと回って坂を登るようになっています。

藤ヶ坂の横に小さな神社があります。「藤坂神社」です。羽生結弦選手が国民栄誉賞を受賞した時に履いていたことで全国的に一躍有名になった「仙台平」の織物工場が昔この近くにあり、その工場で祀っていた織姫様をここに移したものだそうです。

藤ヶ坂には、その名前にちなんだ藤棚がありましたが、現在、藤は無くなり棚だけが残っていました。昔あった小さな公衆トイレもいつのまにか撤去されていました。

階段を登って一番上までくると西公園通に辿り着きます。高等裁判所の前から西に向かって続いていた道路が北向きへ急カーブする場所です。

上のほうから藤ヶ坂を見下ろしてみました。ここは藤ヶ崎という「仙台七崎」のひとつでもあります。「仙台七坂」と同じように藩政時代の仙台を代表する七つの岬(段丘や断崖などの高台)を称して「仙台七崎」といいますが、またいつか仙台七崎も巡ってみたいなと思います。仙台七坂を全て巡るシリーズは今回で終了です。

※参考文献
西大立目祥子「寄り道・道草 仙台まち歩き」河北新報出版センター