平成時代に撮影した写真と令和の現在を比較しながら、仙台の街並みの変化を見て行く「仙台・平成懐かし写真」です。
今回は宮城野区新田東の小鶴新田地区の変遷です。
※2003年(平成15年)撮影
小鶴新田地区は1990年代末頃までは田園地帯でしたが、隣接地に東北学院高校が移転して来ることになり仙石線の新駅の建設も決定したことから、新しい住宅街として整備されることになりました。上の写真を撮影した2003年には区画整理が終わっていましたが、まだ建物はほとんど建設されておらず、更地が広がっている状態でした。写真の道路を奥へ進むと新しい駅「小鶴新田駅」に至ります。
※2021年(令和3年)撮影
2021年に同じ場所を撮影。現在は小鶴新田駅の北側にはマンションが立ち並ぶようになり、その東側には大型スーパーやホームセンター、仙台市新田東総合運動場「元気フィールド仙台」などが建設されています。
※2003年(平成15年)撮影
北東方向を撮影した2003年の写真です。こちら側は2kmほど東側の田子地区まで広大な田園地帯が広がっていました。
※2021年(令和3年)撮影
2021年の現在は道路沿いに「元気フィールド仙台」と仙台市民球場が建設されました。その先の広大な田んぼの一画には、2005年に東北学院高校と中学校が東二番丁通から移転してきました。変わらないのは道路標識と歩道のタイル、植え込みの造形だけですね。