平成懐かし写真・アイスリンク仙台の変遷・2006年~2021年撮影

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平成時代に撮影した写真と令和の現在を比較しながら、仙台の街並みの変化を見て行く「仙台・平成懐かし写真」です。


今回は仙台市泉区高玉町のアイスリンク仙台です。

※2006年(平成18年)撮影

1988年にオープンした「ダイエー泉店」のスポーツ施設「オレンジワン泉」の一部としてスケートリンクが開業、荒川静香さんや本田武史さんなど多数のオリンピック選手を輩出しました。その後、コナミスポーツクラブに経営譲渡されながら営業を続けていましたが、2005年9月にダイエーの閉鎖とともにスケートリンクも閉鎖されてしまいました。上の写真は閉鎖後の2006年に泉ヶ岳通から撮影しました。スケートリンクの入り口上部はガラスの透明な屋根になっていて風見鶏の飾りが特徴的でした。

※2007年(平成19年)撮影

2006年、荒川静香さんがトリノオリンピックで金メダルを獲得、その時の記者会見で、地元のスケートリンクの復活を訴えたことから県と市が動いて、加藤商会を運営会社として「アイスリンク仙台」という名称で復活、羽生結弦選手がオリンピック2連覇を達成する原点となりました。上の写真は2007年にリンクが再開した時に撮影しました。ダイエー泉店は西友仙台泉店として再オープンしました。

※2021年(令和3年)撮影

西友仙台泉店は2016年に閉鎖されて建物が解体されましたが、アイスリンク仙台は三井不動産の「SPORTS LINK CITY FUN-TE!」の施設としてリニューアルして営業を続けています。上の写真は2021年に撮影した最新のものです。スケートリンクのリニューアルには羽生結弦選手の意見も反映されているそうで、羽生選手は、このリンクに多額の寄付をして地元のスケートリンク存続のために貢献しています。ちなみに西友仙台泉店跡地には、2018年にホームセンターのカインズ仙台泉店が新規出店しました。




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