平成時代に撮影した写真を紹介する「平成懐かし写真」の特別版として、ひとつの事柄に焦点を当てて見ていきます。
今回は青葉区錦町公園の北西角に設置された「ミスト噴水」です。
2005年(平成16年)6月撮影
定禅寺通側から錦町公園へ入って行くと、入り口近くに自然石のオブジェのようなものがあります。中央に置かれた石の間から白い煙みたいなものが噴き出ていて、周囲の地面が濡れていますね。2004年に設置された「ミスト噴水」です。
2005年(平成16年)6月撮影
反対側から撮影。現在も、この石の噴水はありますがミストは噴き出していません。噴水なのにミスト(霧)が地味だということと、風向きによってどこまでミストが広がっていくか分からないので、服が濡れたという苦情もあったそうです。仙台市では節約の意味もあって2008年に噴水を停止したそうですが、変わった噴水なので夏限定で復活すれば、2004年よりも明らかに気温が高くなっている今なら、人気の清涼スポットになりそうですよね。