令和元年を記念して、平成時代に撮影した写真と令和元年の現在を比較しながら、仙台の街並みの変化を見て行く「仙台・平成懐かし写真」です。
今回は仙台駅前に立つ高層ビル「AER(アエル)」31階の展望台から見た仙台駅東側の様子です。
2001年(平成13年)10月撮影
都市計画道路「元寺小路福室線」を中央に通すために区画整理が進んで空き地が増えてきた「仙台駅東第二土地区画整理事業」の区域です。写真の手前の方には「X橋」の名前のもとになったY字の道路が見えます。昔ながらの細い道路や、地下化した仙石線の線路の跡が残っていて雑然とした印象ですね。
2019年(令和元年)6月撮影
区画整理が完了し整然とした近代的な街並みが誕生しました。「元寺小路福室線」が中央に開通、道路の両側には新しいマンションやビルが立ち並びました。曲がりくねっていた仙石線の線路跡は出来る限り直線に直されて道路になりました。
2001年(平成13年)10月撮影
区画整理事業地区の北側です。写真の左側には東北新幹線の高架が奥の方へ伸びていて、その先には新田地区の田んぼが広がっています。
2019年(令和元年)6月撮影
空き地だった場所に多くのマンションが建ち始めました。新田地区の田んぼの一部も区画整理でマンションが立ち並ぶ新しい街になりました。
2001年(平成13年)10月撮影
「仙台駅東第二土地区画整理事業」の南側、仙台駅東口から東へ伸びる「宮城野通」の周辺です。東口の中心部なので、2001年からビルが密集していますね。一番目立つ中央の大きな白いビルは森トラストの「仙台MTビル」です。写真左上には宮城球場の外野の芝生が見えています。
2019年(令和元年)6月撮影
2001年と比べるとビルが増えていますね。それとは対照的にビル屋上の看板が減っています。宮城球場は「楽天生命パーク宮城」になり、クリムゾンレッドの観覧席が見えました。