街の魅力のひとつに食べ物やお土産がありますよね。今回からスタートした新コンテンツ「仙台・お土産再発見」では仙台で販売している持ち帰り出来る「おみやげ」に注目して自腹で購入してレポートしたいと思います。第1回は仙台のお土産として一番の人気を誇る菓匠三全の仙台銘菓「萩の月」です。今回は6個入りで1,200円のものを購入しました。
箱の中にはビニールで個包装された萩の月が入っています。ビニールの中には脱酸素剤「エージレス」が入っていて常温でも日持ちがするようになっていますが、この脱酸素剤は菓匠三全が萩の月に採用したのが世界で初めてで、今や他のメーカーの多くの菓子にも採用されるようになりました。
ビニールを開けるとフワフワしながらもしっとりとした手触りの萩の月が、豊かなカスタードの香りとともに出てきました。
ふたつに分けると、中から柔らかいカスタードクリームが出てきました。常温のままだとクリームが柔らかくて豊かな香りがして非常においしいですが、冷やして保存するとスッキリとした食感でまた違った味わいになるのが面白いなと思いました。1979年から販売を始めたということでお土産の中ではそれほど古いものではありませんが、今や仙台のお土産の定番として買って間違いないお菓子になりましたね。