2020年に開かれる東京オリンピックのサッカー競技会場に宮城スタジアムが正式に決定したので、仙台の隣町、利府町の「宮城県総合運動公園・グランディ21」を見てきました。広大な敷地の中に多くのスポーツ施設が立地しているグランディ21のなかに、サッカーの試合に使用されるスタジアムがあります。
正式名称は宮城スタジアムですが、ネーミングライツで「ひとめぼれスタジアム宮城」という愛称が名付けられています。収容人数49,133人の、このスタジアムでサッカーの1次リーグと準々決勝の開催がIOCによって承認されました。
開会式前の7月24日から1次リーグが始まり、8月1日の準々決勝まで、6日間で10試合が開催されることになりました。
正式決定を受けて来年7月からピッチの芝の張り替えや施設の改修等、オリンピックに向けた工事を始める予定だそうです。
宮城スタジアムは2002年のワールドカップでも試合会場になり、日本戦を含む3試合が行われました。また、スポーツ以外でコンサートなどでも利用されています。
スタジアムの東側には屋内プールの「セントラルスポーツ宮城G21プール」があります。
その北側には、まるでUFOのような形の建物がありました。総合体育館の「セキスイハイムスーパーアリーナ」です。
セキスイハイムスーパーアリーナを東側から撮影。
メインアリーナの収容人数は7,063人でサブアリーナも隣接しています。2011年の東日本大震災の時には津波で犠牲になった方々の遺体安置所として使用されたこともありました。
県内では規模が大きくて優れた施設が立ち並んでいますが、唯一の欠点が交通アクセスがよくないことでしょうか。2020年も今年の夏のような暑さだったら、最寄りの利府駅や岩切駅から歩くのは危険ですしシャトルバスは必須でしょうね。多くの人が観戦に訪れて盛り上がることを期待したいです。