街探検・仙台大観音 part2 内部編

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泉区実沢中山南の仙台大観音を2回連続で見ていく企画の後編は、いよいよ大観音内部に入って行きます。

大観音の足元にいる龍の大きく開いた口から、内部へ入れるようになっています。早速入ってみましょう。

入り口には、大観音の模型が展示されていました。現在は解体された「仙台大観音プラザハウス」の中に展示されていたものですね。参拝は無料ということになっていますが、受付で500円のお札(守護札)を頂かなくてはならないので、内部に入るには高校生以上一人500円が必要です。

1階は回廊になっていて、外側の壁に三十三観音、内側には十二神将の像が並んでいます。

ほぼ等身大で精巧な作りの綺麗な仏像は安っぽさを全く感じさせず、バブル絶頂期のものだということを実感させます。

時計回りにグルっと歩いて、再び入り口の方へ戻ってきました。

仁王像が立つ入り口の奥へと入って行きましょう。

奥のエレベーターの左右に再び仁王像が立っていました。なぜか、ここからエレベーターには乗れずに右側から2階に上がって、2階からエレベーターに乗らなくてはなりません。

2階のエレベーターの向かい側には「登龍門」と書かれた門があり、門の中にあるドアから外へ出られます。ドアの外は龍の頭の上になっていて、大観音の足を間近に見ることができますが、撮影した日は残念ながら強風のためドアが施錠されて外に出られないようになっていたので、エレベーターで最上層まで行きましょう。




最上階は「御心殿」と名付けられていて、中央には宝珠が秘仏として安置されています。

宝珠の前には、剣を持った1体の龍が宝珠を守るように置かれていますが、以前は2対の龍が仁王像のように左右に置かれていました。おそらく東日本大震災で1体が倒れて破損したため、無事だった1体だけ置かれるようになったのかなと思いますが、実際はどうなんでしょうね。

御心殿の外は回廊になっていて数ヵ所に窓があり、外が見えるようになっています。

仙台大観音は仙台駅の方向を向いていますが、大観音の正面には窓が無いので仙台市中心部は微妙に見えませんでした。

大観音の左側からは赤色航空障害灯越しに「仙台ヒルズホテル」とゴルフ場が見えました。

回廊を進んで行くと階段で下りていくようになりますが、ここから大観音内部の巨大吹き抜け空間に入って行きます。

仙台大観音の最大の見どころと言える巨大な吹き抜け空間は大迫力で、一見の価値があります。12層に分かれていて、中心部分のエレベーターホールを囲むように螺旋状の階段が内壁沿いに作られています。

中心には、エレベーター部分が心柱のように一直線に立っていて、その周りに仏像が安置されています。全部で百八体の仏像があるそうですが、一体一体の作りが精巧に出来ていて非常にお金を掛けているなということが、ここでも実感できます。

螺旋階段をおりて下まで来ました。下から吹き抜け空間を撮影。仙台大観音は周囲一帯を開発した「双葉総合開発」の会長が、バブル真っただ中の1989年に建設を始めましたが、実際に内部を見てみると潤沢な資金を惜しみなく費やして建造したということが分かりました。住宅街の中ということもあり、批判的な意見を持っている人も多いようですが、この先同じようなものを建設するのは不可能なのではないかと思いますし、外国からの観光客には人気もあるようなので、仙台の観光名所のひとつとしてもっと有効活用した方がいいのではないかなと思いました。

参考サイト
大観密寺・仙台大観音オフィシャルサイト