平成時代に撮影した写真と令和の現在を比較しながら、仙台の街並みの変化を見て行く「仙台・平成懐かし写真」です。
今回は、青葉区花京院の高層ビル「花京院スクエア」のライトアップです。
※2007年(平成19年)撮影
花京院スクエアは地上23階建てで高さ106mの、1999年(平成11年)に完成した高層オフィスビルです。花京院という地名にちなんで、建物の上部が花びらを模したデザインになっていますが、東西南北4ヵ所の三角形に飛び出た部分がライトアップされていて、夜間の花京院スクエアの特徴のひとつでした。
※2020年(令和2年)撮影
東日本大震災後、電力供給が不安定になることが懸念された時期に節電のためかライトアップされなくなり、10年が経過しようとする現在もビル上部は暗いままの状態が続いています。赤く点滅する航空障害灯は設置基準が変更されたので、赤いライトも無くなって一層暗く感じるようになってしまいました。電気代やメンテナンスの費用なども大変なのかもしれませんが、以前のように上部をライトアップして、仙台の夜を少しでも明るくして欲しいものですね。