平成時代に撮影した写真を紹介する「平成懐かし写真」の特別版として、ひとつの事柄に焦点を当てて見ていきます。
今回は西公園にあった仙台市天文台です。
2005年(平成17年)撮影
現在は青葉区錦ヶ丘にある仙台市天文台ですが、2007年まで中心部の西公園にありました。
2005年(平成17年)撮影
源吾茶屋の南側にありましたが、周辺に大きなビルが増えて夜空が明るくなり、星空の観測が難しくなってきた事と、地下鉄東西線の工事に伴う西公園の再整備のために、中心部から離れた錦ヶ丘に移転することになりました。
2007年(平成19年)撮影
閉館する直前に撮影した天文台です。2005年の時と比べると右側のプラネタリウムの屋根が汚れてきてますね。
2007年(平成19年)撮影
建物の外にある階段を上って屋上の天体望遠鏡のドームへ行けるようになっていたようです。
2007年(平成19年)撮影
平成5年(1993年)に導入された天文車「ベガ」との2ショットです。西公園の天文台はこの年の11月に閉館したので、これが最後の2ショットだったのかもしれません。翌年の2008年(平成20年)に錦ヶ丘に新天文台が開館しました。
2005年(平成17年)撮影
今は広々とした芝居広場になって大きく様変わりした天文台跡の周辺ですが、天文台の前にあった「日時計」だけが今も残っていて、当時を偲ばせてくれます。