平成懐かし写真《特別版》仙台大観音~宝珠を守る2体の龍

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平成時代に撮影した写真を紹介する「平成懐かし写真」の特別版として、ひとつの事柄に焦点を当てて見ていきます。


今回は仙台大観音の昔と今を比べて変化があった部分を見ていきます。

2019年(平成31年)2月撮影

泉区実沢の「仙台大観音」は、周囲を圧倒する巨大な姿で全国的に有名になってきましたが、1990年に完成して以来、東日本大震災で大きな被害を出すこともなく30年間変わらない姿で立っています。しかし、以前の写真と見比べてみると1ヵ所だけ明らかに変化した部分がありました。それは外観ではなくて内部の様子です。




2004年(平成16年)9月撮影

大観音の最上部には「御心殿」と呼ばれる場所があります。2体の剣に絡みつく龍に守られた中央に、ラピス石に抱かれた宝珠が祀られていますが、この大観音の一番重要な場所が変化していました。

2019年(平成31年)2月撮影

剣に絡みつく龍は1体に減り、宝珠が乗るラピス石は半分の大きさに変わっていました。宝珠自体も大きさが変わっているように見えますね。何があったのかは分かりませんが、考えられるのは震災の時の大きな揺れで、龍とラピス石が倒れて破損したために現在のような状態になったのかなということです。以前に比べると若干寂しくなってしまいましたが、大観音自体が無傷だったのは良かったことですね。




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