令和元年を記念して、平成時代に撮影した写真と令和元年の現在を比較しながら、仙台の街並みの変化を見て行く新コンテンツ「仙台・平成懐かし写真」です。
今回は仙台駅前から見た青葉通を比較します。
2001年（平成13年）7月撮影。
仙台駅西口のペデストリアンデッキ正面から見た青葉通です。右側のデパートは「さくら野百貨店」になる前の「VIVRE」です。その奥には「仙台東宝劇場」が見えています。左側には「仙台ホテル」と「GSビル」が並んでいます。
令和元年5月撮影。
右側の「VIVRE」は「さくら野百貨店」に変わり、その後閉鎖されて空きビルになってしまいました。その奥の「仙台東宝劇場」はピンク色の外壁の「仙台東宝ビル」に建て替えられてリッチモンドホテルが入居しています。左側にあった「仙台ホテル」は解体され、「GSビル」は解体工事中です。青葉通の奥には24階建てで高さ約100mの高層ビル「仙台ファーストタワー」が2007年に完成しました。
2001年（平成13年）8月、仙台駅屋上から青葉通を撮影。建物の高さが屋上の看板を含めて、ほぼ揃っていますね。
令和元年5月撮影。
青葉通の欅並木の成長が時の流れを感じさせます。バリアフリーが進んで、ペデストリアンデッキにエレベーターとエスカレーターが設置されました。屋外看板が減っているのも時代の流れでしょうか。ちなみに建設産業新聞の5月9日付け記事によると、さくら野百貨店跡地が大手不動産5社で入札されるそうで、いよいよ再開発に向けて動き出しそうです。令和の時代、ここから見える風景はどのように変化するのでしょうね。
