平成時代に撮影した写真を紹介する「平成懐かし写真」の特別版として、ひとつの事柄に焦点を当てて見ていきます。
今回は中心部のアーケード街のひとつ「ハピナ名掛丁」にあった巨大オブジェです。
2009年(平成21年)4月撮影
ハピナ名掛丁のアーケードには以前、それぞれ違ったデザインのオブジェが5ヵ所に吊り下げられていました。
2003年(平成15年)5月撮影
老朽化した初代のアーケードを新しく建て替えた時に同時に取り付けられました。とても個性的で立派な巨大オブジェですが、そのぶん重量もありそうですね。
2006年(平成18年)9月撮影
その後、宮城県沖地震の発生確率が高まってきて、地震による落下や破損などが懸念されたために撤去されてしまいました。幸いにも東日本大震災が発生する前にオブジェが撤去されたのでアーケードに大きな被害はありませんでした。
2020年(令和2年)4月撮影
現在はアーケードの入り口近くに、仙台城の大手門を思わせるような櫓の形のものが吊り下げられています。素材的に以前のオブジェよりも軽量化されていて、吊り下げ方もアーケードの屋根ではなくて両側のしっかりした部分になっているので、安全性も高まっているんでしょうね。